郡山市議会 > 2022-06-30 >
06月30日-06号

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  1. 郡山市議会 2022-06-30
    06月30日-06号


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    令和 4年  6月 定例会---------------------------------------            令和4年6月30日(木曜日)---------------------------------------議事日程第6号   令和4年6月30日(木曜日) 午前10時開議 第1 議案第72号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第5号)から    議案第93号 専決処分の承認を求めることについてまで    請願第37号 地方財政の充実・強化を求める意見書の提出についてから    請願第41号 動物を虐待から守るための法整備を求める意見書提出の請願書まで    (委員長報告から採決まで) 第2 議案第94号 郡山市固定資産評価審査委員会委員の選任についてから    議案第97号 郡山市舘財産区管理委員の選任についてまで    (市長の提案理由説明から採決まで) 第3 議会案第1号 地方財政の充実・強化を求める意見書    (提案理由説明から採決まで) 第4 議案第98号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第6号)    (市長の提案理由説明から委員会付託まで)---------------------------------------本日の会議に付した事件 日程第1 議案第72号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第5号)から      議案第93号 専決処分の承認を求めることについてまで      請願第37号 地方財政の充実・強化を求める意見書の提出についてから      請願第41号 動物を虐待から守るための法整備を求める意見書提出の請願書まで      (委員長報告から採決まで) 日程第2 議案第94号 郡山市固定資産評価審査委員会委員の選任について      議案第95号 郡山市月形財産区管理委員の選任について      議案第96号 郡山市舟津財産区管理委員の選任について      議案第97号 郡山市舘財産区管理委員の選任について      (市長の提案理由説明から採決まで) 日程第3 議会案第1号 地方財政の充実・強化を求める意見書      (提案理由説明から採決まで) 日程第4 議案第98号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第6号)      (市長の提案理由説明から委員会付託まで) 日程追加 議案第98号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第6号)      (委員長報告から採決まで)---------------------------------------出席議員(37名)     1番 吉田公男議員        2番 渡部龍治議員     4番 箭内好彦議員        5番 塩田義智議員     6番 蛇石郁子議員        7番 柳田尚一議員     8番 村上晃一議員        9番 三瓶宗盛議員    10番 名木敬一議員       11番 山根 悟議員    12番 福田文子議員       13番 會田一男議員    14番 森合秀行議員       15番 佐藤徹哉議員    16番 近内利男議員       17番 岡田哲夫議員    18番 飯塚裕一議員       19番 佐藤栄作議員    20番 大木 進議員       21番 但野光夫議員    22番 折笠 正議員       23番 良田金次郎議員    24番 栗原 晃議員       25番 廣田耕一議員    26番 久野三男議員       27番 佐藤政喜議員    28番 高橋善治議員       29番 八重樫小代子議員    30番 諸越 裕議員       31番 今村剛司議員    32番 田川正治議員       33番 小島寛子議員    34番 石川義和議員       35番 遠藤敏郎議員    36番 大城宏之議員       37番 七海喜久雄議員    38番 鈴木祐治議員欠席議員(なし)欠員(1名)---------------------------------------説明のため出席した者   市長      品川萬里      副市長     菅野利和   副市長     村上一郎      総務部長    柳沼英行   政策開発部長  佐藤直浩      財務部長    佐藤達也   税務部長    古川明彦      市民部長    馬場章光   文化スポーツ           橋本裕樹      環境部長    橋本仁信   部長   保健福祉部長  松田信三      こども部長   相楽靖久   農林部次長   植木一雄      産業観光部長  石澤哲夫   建設交通部長  緑川光博      都市整備部長  安藤 博                     上下水道事業   会計管理者   菊地幸一              野崎弘志                     管理者   上下水道局長  大竹伸裕      教育長     小野義明   教育総務部長  寄金孝一      学校教育部長  嶋 忠夫   代表監査委員  藤橋桂市---------------------------------------事務局職員出席者                     議会事務局次長   議会事務局長  薄 正博              吉村 隆                     兼総務議事課長   総務議事              総務議事           榮 一寿              鈴木美香   課長補佐              課長補佐   議事係長    伊藤広喜      主任      松崎直美   主査      柳沼弘和      主査      遠藤慶一郎---------------------------------------    午前10時00分 開議 ○塩田義智議長 これより本日の会議を開きます。 会議規則第2条による欠席等の届出者は皆無であります。 本日の議事は議事日程第6号により運営いたします。 なお、本日の列席説明員中、山口農林部長に代わり植木農林部次長が列席しておりますので、ご報告いたします。--------------------------------------- △日程第1 議案第72号から議案第93号まで、請願第37号から請願第41号まで(委員長報告から採決まで) ○塩田義智議長 日程第1に従い、議案第72号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第5号)から議案第93号 専決処分の承認を求めることについてまでの議案22件及び請願第37号 地方財政の充実・強化を求める意見書の提出についてから請願第41号 動物を虐待から守るための法整備を求める意見書提出の請願書までの請願5件を、件名の朗読を省略し、一括して議題といたします。 各常任委員会委員長報告を求めます。 初めに、総務財政常任委員会委員長報告を求めます。森合秀行副委員長。    〔森合秀行総務財政常任委員会副委員長 登壇〕 ◆森合秀行総務財政常任委員会副委員長 総務財政常任委員会委員長報告を申し上げます。 初めに、議案第72号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第5号)中、当委員会付託分について審査いたしました。 なお、審査の過程で、継続費の補正中、(仮称)歴史情報・公文書館整備事業に関し、今回の増額補正の要因は資材価格の高騰の影響によるものと理解するが、本事業は今後、市が管理運営する他の駐車場に及ぼす影響が大きく、これを機に事業を再検討すべきと考えることから、整備事業の予算を含む当該議案には反対であるとの意見が出され、採決の結果、議案第72号中、当委員会付託分については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第73号 令和4年度郡山市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について審査いたしました。 なお、審査の過程で、収入の減少等により保険料を支払えない人が増加している状況にあり、相互扶助制度は限界に来ている。今後、社会保障制度抜本的改革が求められることから、保険税率の引上げ分の予算を含む当該議案には反対であるとの意見が出され、採決の結果、議案第73号については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第74号 令和4年度郡山市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、議案第77号 郡山市議会議員及び郡山市長の選挙における選挙運動の公営に関する条例の一部を改正する条例、議案第78号 郡山市税条例等の一部を改正する条例、以上の議案3件については、いずれも当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第79号 郡山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について審査いたしました。 なお、審査の過程で、議案第73号 令和4年度郡山市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)と同様の理由で、保険税率及び課税限度額の引上げを含む当該議案には反対であるとの意見が出され、採決の結果、議案第79号については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第80号 新型コロナウイルス感染症により収入が減少した者等に対する国民健康保険税及び介護保険料の減免に関する条例の一部を改正する条例については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第82号 工事請負契約についてから議案第90号 財産の取得についてまでの議案9件については、当局の説明を了とし、可決すべきものと決しました。 次に、議案第93号 専決処分の承認を求めることについてのうち、当委員会付託分については、当局の説明を了とし、承認すべきものと決しました。 なお、審査の過程で、専決第7号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第3号)中、令和4年発生災害復旧費に関し、労働福祉会館復旧整備について、専決第9号 令和3年度郡山市一般会計補正予算(第17号)中、長期避難者等支援事業費に関し、県外避難者の内訳について、退職手当に関し、予定外退職者の内訳について等、種々質疑が交わされました。 次に、請願について申し上げます。 請願第37号 地方財政の充実・強化を求める意見書の提出については、その趣旨を認め、採択とすべきものと決しました。 なお、当委員会で地方財政の充実・強化を求める意見書を提出しておりますので、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げます。 次に、請願第38号 非核三原則の堅持について審査いたしました。 審査の過程で、次のような意見が出されました。 初めに、委員より、日本は非核三原則を国是としており、唯一戦争被爆国として核のない平和な世界を実現させるため、次世代への安全・安心な社会を構築すべきとの考えから、本請願については採択すべきであるとの意見が出されました。 次に、委員より、非核三原則は日本の基本政策であるが、ロシアのウクライナ侵攻に見るように、今の国際情勢は日本にとって脅威が増しており、有事の際どのように国民の命を守るかは国会でさらに議論すべきであると考えることから、本請願については不採択とすべきであるとの意見が出されました。 次に、委員より、非核三原則が初めて唱えられてから50年以上が経過している。その歴史的な経緯を踏まえ、その趣旨から今後も当然堅持されていくべきものと考えることから、本請願については採択すべきであるとの意見が出されました。 次に、委員より、日本は憲法における平和主義の下、核兵器廃絶の努力を継続している。日本として今後どうあるべきか、今は国の動向を見守る必要があると考えることから、本請願については不採択とすべきとの意見が出されました。 その他、種々意見が出され、採決の結果、請願第38号については、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。 次に、請願第39号 消費税インボイス制度の実施中止に関する請願書について審査いたしました。 審査の過程で、次のような意見が出されました。 初めに、委員より、本制度の導入の目的は、消費税額を正確に把握することにあり、いわゆる益税問題の解消に資すると考えることから、本請願については不採択とすべきとの意見が出されました。 次に、委員より、本制度の導入により中小零細企業及び個人事業主等への負担が増加し、また免税事業者が取引から排除される懸念があることから、本請願については採択とすべきであるとの意見が出されました。 次に、委員より、国は、本制度の導入に当たり、デジタル化に向けた補助を実施し、経過措置等の対策も講じてきた。税の公平負担の観点からも制度は導入すべきであると考えることから、本請願については不採択とすべきであるとの意見が出されました。 次に、委員より、そもそも消費税は、大企業に有利で中小事業者に負担のある不公平な制度である。本制度の導入により、今まで税を免除されていた中小事業者も今後負担を強いられることになると考えることから、本請願については採択とすべきであるとの意見が出されました。 その他、種々意見が出され、採決の結果、請願第39号については、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○塩田義智議長 ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 次に、建設水道常任委員会委員長報告を求めます。山根悟副委員長。    〔山根悟建設水道常任委員会副委員長 登壇〕 ◆山根悟建設水道常任委員会副委員長 建設水道常任委員会委員長報告を申し上げます。 初めに、議案第72号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第5号)中、当委員会付託分については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、審査の過程で、県営事業負担金に関し、事業内容について、債務負担行為の補正中、郡山市営住宅指定管理料に関し、1戸当たりの住戸改修見込額について、参入意思のある事業者等の条件について等、種々質疑が交わされました。 次に、議案第76号 令和4年度郡山市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第81号 郡山市都市公園条例の一部を改正する条例について審査いたしました。 審査の過程で、開成山公園内駐車場の有料化に関し、駐車場使用料の設定について質疑が交わされました。 また、委員より、当該条例を認めることによって、郡山市が管理する駐車場の有料化が波及していくことから、今回の有料化は慎重に考えるべきであるため、当該議案には反対であるとの意見が出されました。 また、委員より、近隣の公共施設の駐車場との整合性を慎重に図るべきであり、現時点で、駐車場有料化の線引きが明確ではないと考えられることから、当該議案には反対であるとの意見が出され、採決の結果、議案第81号については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第92号 損害賠償請求事件に係る訴訟の和解については、当局の説明を了とし、可決すべきものと決しました。 次に、議案第93号 専決処分の承認を求めることについてのうち、当委員会付託分については、当局の説明を了とし、承認すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○塩田義智議長 ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 次に、環境経済常任委員会委員長報告を求めます。三瓶宗盛副委員長。    〔三瓶宗盛環境経済常任委員会副委員長 登壇〕 ◆三瓶宗盛環境経済常任委員会副委員長 環境経済常任委員会委員長報告を申し上げます。 初めに、議案第72号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第5号)中、当委員会付託分については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、審査の過程で、農業改良事業費に関し、豊かな地域農業を担う農家育成事業について、郡山地域産業6次化推進事業について、ため池放射性物質対策事業費に関し、基金の積立金について、観光振興対策事業費に関し、宿泊施設環境整備支援事業の補助内容について、海外販路開拓等支援事業について等、債務負担行為の補正中、郡山市磐梯熱海観光物産館指定管理料に関し、指定管理料の積算の考え方について、種々質疑が交わされました。 次に、議案第75号 令和4年度郡山市工業団地開発事業特別会計補正予算(第1号)については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、審査の過程で、地方債に関し、償還期間について、種々質疑が交わされました。 次に、議案第91号 財産の処分については、当局の説明を了とし、可決すべきものと決しました。 次に、議案第93号 専決処分の承認を求めることについてのうち、当委員会付託分については、当局の説明を了とし、承認すべきものと決しました。 なお、審査の過程で、専決第9号 令和3年度郡山市一般会計補正予算(第17号)中、中山間地域農業活性化対策事業費、人・農地プラン事業費稲作近代化推進費及び農業改良事業費に関し、事業の実績について、種々質疑が交わされました。 次に、請願について申し上げます。 請願第40号 「水田活用の直接支払交付金」の見直しの中止を求める意見書の提出についての請願について審査いたしました。 審査の過程で、次のような意見が出されました。 初めに、委員より、農業を取り巻く状況が変化していく中で、現行の制度は様々な弊害があり、その支援策も見直していくべきであると考えることから、本請願は不採択とすべきであるとの意見が出されました。 次に、委員より、直接支払交付金の見直しにより、農家の安定経営に対する不安感が増し、耕作放棄地のさらなる増大につながるなどの影響が考えられることから、本請願は採択すべきであるとの意見が出されました。 次に、委員より、今回の見直しにより、国は、米政策改革の定着と水田フル活用の推進に向け対策を整理したものと考えられる。今の国の動向を見守るべきと考えることから、本請願は不採択とすべきであるとの意見が出されました。 その他、種々意見が出され、採決の結果、請願第40号については、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○塩田義智議長 ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 次に、文教福祉常任委員会委員長報告を求めます。飯塚裕一副委員長。    〔飯塚裕一文教福祉常任委員会副委員長 登壇〕 ◆飯塚裕一文教福祉常任委員会副委員長 文教福祉常任委員会委員長報告を申し上げます。 初めに、議案第72号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第5号)中、当委員会付託分については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、審査の過程で、地域生活支援事業費に関し、スマートフォンタブレット等操作講習会について、障がい者団体との意見交換について、新型コロナウイルスワクチン接種事業費に関し、4回目接種に使用するワクチンについて、小学校スクールバス運行費に関し、第3学期末まで継続となった背景について、事業を行わなかった場合の費用について、総合学習センター費及び令和3年発生災害復旧費に関し、Wi-Fi整備によって向上する機能について、大ホールへの冷房設置について等、種々質疑が交わされました。 また、債務負担行為の補正中、老人福祉施設等整備費補助金(令和4年度分)に関し、第八次郡山市介護保険事業計画との関係性について、種々質疑が交わされました。 次に、議案第93号 専決処分の承認を求めることについてのうち、当委員会付託分については、当局の説明を了とし、承認すべきものと決しました。 次に、請願について申し上げます。 請願第41号 動物を虐待から守るための法整備を求める意見書提出の請願書について審査をいたしました。 審査の過程で、次のような意見が出されました。 初めに、委員より、不適切な飼育環境を改善するために、当事者間または行政が導き手として解決することが最善策と考えるが、解決しない場合には、司法的手段を取るだけでなく、行政が一時保護を行うという中間的な措置ができれば、問題解決への手段を増やすことになると考えることから、本請願については、採択とすべきであるとの意見が出されました。 次に、委員より、趣旨は理解するが、飼い主の意向にかかわらず、一方的に動物と引き離す判断をしてよいかは疑問である。行政として指導等を行っていることを踏まえ、強い法整備よりも、飼い主と動物との関係を見極めることが必要であると考えることから、本請願については、不採択とすべきであるとの意見が出されました。 次に、委員より、多頭飼育など不適切な飼育環境の問題は報道等で目にすることがあり、全国的に発生しているものと認識している。飼い主の意向にかかわらず一時保護を執行すべきかどうかについては疑問も残るが、児童虐待と同様に、法整備を求めるべきと考えることから、本請願については、採択とすべきであるとの意見が出されました。 次に、委員より、児童虐待と動物虐待は親権と所有権という違いもあり、それらを同様に扱うことには違和感がある。動物と社会との共生を考えるのであれば、法整備よりも問題解決への努力を続けるべきであると考える。動物虐待に対する行政の対応の基となる環境省のガイドラインは策定されたばかりなので、今後の国の動向や市の施策を見守るべきであり、現段階では、国に対し法整備を求めることは時期尚早と考えることから、本請願については、不採択とすべきであるとの意見が出されました。 その他、種々意見が出され、採決の結果、請願第41号については、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○塩田義智議長 ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 この際、議場における濃厚接触防止の観点から、暫時休憩いたします。    午前10時23分 休憩---------------------------------------    午前10時35分 再開 ○塩田義智議長 休憩前に引き続き会議を開き、日程第1を続行いたします。 これより討論に入ります。 初めに、議案第81号の議案1件、請願第38号、請願第39号、請願第40号、請願第41号の請願4件について、飯塚裕一議員より討論の通告がありますので、発言を許します。飯塚裕一議員。    〔18番 飯塚裕一議員 登壇〕 ◆飯塚裕一議員 立憲民主党郡山を代表し、議案第81号 郡山市都市公園条例の一部を改正する条例、請願第38号 非核三原則の堅持について、請願第39号 消費税インボイス制度の実施中止に関する請願書、請願第40号 「水田活用の直接支払交付金」の見直しの中止を求める意見書の提出についての請願、請願第41号 動物を虐待から守るための法整備を求める意見書提出の請願書の5件について、以下、討論いたします。 まず、1件目、議案第81号 郡山市都市公園条例の一部を改正する条例は、反対の立場で討論します。 郡山市都市公園条例の改正について、改正の内容では、(6)開成山地区の駐車場使用料の整合性の確保、第14条の2の8の第3項に周辺公共施設駐車場使用料との整合性を担保するため規定を整備するとあり、市当局からは、公園からスタートし、体育施設、市役所、ニコニコこども館についても庁内で検討中であり、総合判断をするとの説明がありました。条例の施行日は令和6年4月1日となっていますが、このような条例では、開成山地区の周辺公共施設駐車場使用料も有料になるとの懸念を抱かざるを得ません。賃金が上がらない、年金は下げられる、一方で物価の高騰です。開成山公園から始まり、これまで無料であった周辺の公共施設の駐車場まで有料化となると、市民の納得は困難だと推察いたします。 よって、議案第81号 郡山市都市公園条例の一部を改正する条例は反対します。 2件目、請願第38号 非核三原則の堅持について、賛成の立場で討論します。 メディアも非核三原則について様々な内容で報道していますが、2022年3月2日付中日新聞では、唯一の戦争被爆国である日本は、核兵器を「持たず、作らず、持ち込ませず」の非核三原則を国是としてきたこと、米国とNATOとの核共有は、米国が非核兵器国のドイツ、オランダ、イタリアなどに核兵器を配備し、使用決定権は米国自身が持ち、非核兵器国は戦闘機での運搬に加わる内容であること、日本の核共有は、非核三原則に加え、非核兵器国の核兵器受領を禁じた核拡散防止条約や原子力平和利用を定めた原子力基本法に違反する可能性が高いことなどを伝えています。 これまで、被爆者の方たちは、「ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ、ノーモア・ヒバクシャ」と訴えてきました。また、本市は、昭和46年6月19日に世界連邦平和都市宣言を、さらに昭和59年6月15日には郡山市核兵器廃絶都市宣言を議員提出議案で議決しています。また、毎年、核兵器の廃絶と平和な世界の実現を目指す高校生1万人署名活動実行委員会は、「私たちは戦争も核兵器もない平和な世界の実現を求めています。」という署名を高校生平和大使が国連に持参し、平和と核兵器廃絶を訴えています。私たち大人は、次世代を担う子どもたちに、平和で核のない世界をつくっていく責務があります。 よって、請願第38号 非核三原則の堅持について賛成いたします。 3件目、請願第39号 消費税インボイス制度の実施中止に関する請願書に賛成の立場で討論いたします。 消費税インボイス制度を廃止すべき理由は、1、インボイス制度の下では、インボイスの発行、保存などによる事務手続の増加や業務の複雑化が避けられず、とりわけ中小零細企業者にとって大きな負担になるといった問題が指摘されていること。2、インボイスの保存等が仕入れ税額控除の要件となる一方で、免税事業者はインボイスの発行ができないことから、免税事業者が取引から排除されるおそれがあること。3、日本商工会議所の調査、昨年11月公表では、課税事業者の2割超が、インボイス制度導入後、免税事業者との取引の一切または一部を行わないなどと回答し、免税事業者との取引を見直す意向を示していること。4、インボイス制度の導入は、コロナ禍や物価高騰下で厳しい状況に置かれた中小零細事業者や個人事業者、フリーランスをさらに困難な状況に追い込み、様々な業界や日本経済に悪影響を及ぼすことになりかねないなどの理由から、請願第39号 消費税インボイス制度の実施中止に関する請願に賛成いたします。 4件目、請願第40号 「水田活用の直接支払交付金」の見直しの中止を求める意見書の提出についての請願に賛成の立場で討論いたします。 国から令和4年度の水田活用の直接支払交付金の見直しが示されましたが、あまりにも急なことであり、現場は混乱しています。これまでの交付対象から除外される農地が出ることにより、農地の維持が困難となり、耕作放棄地の増加につながると懸念の声が上がっています。猫の目行政と言われるような農政であっては、農家の後継者が育ちにくくなります。 よって、請願第40号 「水田活用の直接支払交付金」の見直しの中止を求める意見書の提出について、請願に賛成いたします。 5件目、請願第41号 動物を虐待から守るための法整備を求める意見書提出の請願に賛成の立場で討論します。 動物愛護管理法は、2019年に改正され、動物の適正飼養のための規制が強化されました。しかし、現在の法律では、所有者の壁があり、目の前で虐待などにあっても助けられないという不備があります。虐待や不適切な飼養環境の下の多頭飼育や、周辺の生活環境が損なわれているなど、動物愛護管理法第44条に違反し、自治体が必要と認めた場合には、動物を緊急に保護できるよう法整備すべきと考えます。 よって、請願第41号 動物を虐待から守るための法整備を求める意見書提出の請願書に賛成いたします。 以上、議案1件は反対、請願4件については賛成の立場で討論いたしました。議員各位の賛同をお願いし、討論を終わります。 ○塩田義智議長 次に、議案第72号、議案第73号、議案第79号、議案第81号の議案4件、請願第38号、請願第39号、請願第40号、請願第41号の請願4件について、高橋善治議員より討論の通告がありますので、発言を許します。高橋善治議員。    〔28番 高橋善治議員 登壇〕 ◆高橋善治議員 日本共産党郡山市議団を代表して、市長提案議案22件中、議案第72号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第5号)、議案第73号 令和4年度郡山市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議案第79号 郡山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例、議案第81号 郡山市都市公園条例の一部を改正する条例の4件に反対し、市民などから提出された請願4件について賛成の討論を行います。 本定例会は、新型コロナ感染症の影響に加え、異常な円高やロシアのウクライナ侵攻に伴う物価高騰による影響が、市民生活やなりわいに重大な影響を及ぼしている下で開催されました。市民生活をいかに支え支援していくか、郡山市政の対応が問われました。国からの臨時交付金等を財源に、学校給食費助成の継続など、一部市民生活支援の施策が実行されましたが、その一方で、国民健康保険税の値上げや麓山・開成山周辺公共施設駐車場の有料化の先触れとなる開成山公園駐車場の有料化条例など市民に新たな負担を求める議案や、予算の使い道としての妥当性が問われる歴史情報・公文書館建設や、市営住宅への指定管理者制度の適用に向けた予算措置など、容認できない内容が多々含まれています。 一般会計補正予算には、今年度を含む3か年の継続費として、歴史情報・公文書館建設予算が計上されています。当初予定の24億円から、物価高騰を理由に7億円増額され、建設費だけでも31億円にもなるものです。もっと低廉な施設にならないのかの検討や廃校となった校舎など他の既存施設の利用の検討など、これを機に再度行うことが必要です。また、応募がなかった市営住宅の指定管理者の再募集に伴う債務負担行為も行われていますが、利幅が出る可能性の多い住宅改修工事を増やす発想には、疑問を感じざるを得ません。本来、空き部屋を入居可能な状態に改修する事業計画は、市直営であれ指定管理者制度であれ、変わるものではありません。住宅に困窮する市民に住まいを提供する市営住宅の管理運営は、様々な困難があるだけに、市が直接責任を負うべきものです。 議案第73号及び議案第79号は、国民健康保険税引上げを内容としています。ご承知のように、国民健康保険制度加入者の多くは、75歳未満の高齢者や無職者など収入が少ない市民であり、年金の引下げや物価高騰の影響を最も受けやすい市民です。こうした状況の下で、それでなくても健康保険と比べ大幅に高い国保税をさらに引き上げること、しかも収入に関係なく課税される均等割部分が引き上げられることは、極めて苛酷な増税と言わざるを得ません。社会保障制度としての役割を果たせるよう、国・県、市の公的責任を果たすべきで、これ以上の負担増、増税は認めることはできません。 議案第81号は、開成山公園駐車場の有料化のための条例改定です。有料化の主な根拠は、公園利用者以外の駐車と長時間駐車の規制ですが、混雑の原因は駐車台数が少ないことであり、有料化は根本的な解決策にはなりません。駐車料負担をできるだけ軽減する工夫は評価できますが、この有料化が公園駐車場にとどまらず、さきに述べたように、開成山野球場や体育館、プールなど体育施設はじめ、市役所、ニコニコこども館など周辺一帯の公共施設駐車場の有料化の先陣を切る役割を持っていることは否めない事実です。麓山立体駐車場の有料化方針が中央公民館など麓山地区の駐車場有料化の引き金になる可能性も含め、憂慮すべき事態です。 以上が市長提案4議案に反対する理由であります。 次に、委員会審査で不採択された請願の採択を願って討論をいたします。 請願第38号 非核三原則の堅持については、核兵器を「持たず、作らず、持ち込ませず」の三原則を堅持するよう、政府等へ意見書を出すことを求めたものであります。核兵器そのものを違法とする核兵器禁止条約が国連で採択され、締約国が規定を超え、正式に国際条約として発効し、6月には締約国会議がウィーンでオブザーバーを含め83か国の参加で開催され、核抑止論の誤りを指摘するとともに、核兵器の使用や脅しは国際法違反だとして、核兵器なき世界の実現に向けた決議を採択しています。この会議には、オブザーバーとして、核抑止の立場に立つドイツやオーストラリアなども参加しましたが、日本からは政府は参加しないままでありました。 ロシアのウクライナ侵略を契機に、国内では、一部に核兵器共有を唱え核兵器による武装を主張する論調が生まれていることもあり、非核三原則の堅持はこれまで以上に重要な意味を持っています。唯一の戦争被爆国として、憲法9条と非核三原則を高く掲げ、核兵器の使用も威嚇も許さない国際的な世論と運動の先頭に立つことが日本の本来の立場ではないでしょうか。 請願第39号 消費税インボイス制度の実施中止に関する請願は、消費税申告時に必要とされるインボイス、すなわち適格請求書の発行を課税事業者のみに限定することで、売上げ1,000万円以下の事業者に適用されていた消費税免税制度を自主的に廃止することになることから、その中止を求めたものです。消費税導入時に実施された免税制度は、中小零細事業者には消費税の価格転嫁が難しいこと、消費税の申告事務が過度な事務負担になるおそれがあることなどが主な理由でした。この状況は現在でも変わらず、さらにコロナ感染症や急激な物価高騰の中でフリーランスを含む中小零細事業者に新たな負担を迫ることは、事業の存廃に関わる問題になりかねません。だからこそ、全国中小企業団体中央会や各種商工団体など、数多くの団体が凍結や延期、そして中止を求めているのではないでしょうか。中小零細事業者を取引から排除する、または新たな負担となる消費税相当額の値引きや課税事業者の選択を強いることになるインボイス制度の中止は、当然のことではないでしょうか。 請願第40号 「水田活用の直接支払交付金」の見直しの中止を求める意見書の提出についての請願は、水田活用交付金の適用条件を変え、米からの転作を奨励しているにもかかわらず、5年間稲作を行わない水田は除外、飼料米や牧草等飼料作物については減額など、農業現場の実情を無視する、猫の目というべき政策変更を批判し、安定した政策による持続的な農業と農村の発展を求めたものです。異常気象、そして食料危機が迫る中で、生かせる条件をフルに活用し、食料生産とその基盤となる農地、農村を守るため、農業を基幹産業の一つとする我が市議会こそ、この請願は採択するべきではないでしょうか。 請願第41号 動物を虐待から守るための法整備を求める意見書提出の請願は、動物の虐待を防止または解消し、人間と動物、そして地域住民の生活の調和を保つため、今ある法体系に一時保護の規定を加えることを求める請願です。動物虐待と思われる事案の中には、複雑な要素が潜んでいる場合もあり、行政当局を含め様々な方々の粘り強い働きかけの中で解決されている事例も多く、解決に至る過程の中で、刑事事件として対応する以前に一時保護できる制度を設けることは、新たな解決の選択肢を提供することになり、有益ではないかと思います。 以上、市長提案4件に反対し、請願4件に賛成し採択を求める討論といたします。議員各位の賛同をお願いいたします。
    塩田義智議長 次に、議案第72号、議案第81号の議案2件について、吉田公男議員より討論の通告がありますので、発言を許します。吉田公男議員。    〔1番 吉田公男議員 登壇〕 ◆吉田公男議員 立憲民主党の吉田公男です。 議案第72号及び議案第81号について、反対の立場で討論させていただきます。 議案第72号についてですけれども、(仮称)郡山市歴史情報・公文書館の工事の補正予算についてです。24億円程度の予算が、今回6億9,400万円、およそ7億円、様々な物価の高騰によって工事が間に合わないなということで、およそ3割弱、一気に予算が膨らみました。財源が手当てできるからということだけではなくて、全てこれは我々国民の税金を使って造られる施設であります。これだけ多くの予算を新たに必要とするならば、もう少し立ち止まって、まず、この事業の存廃そのものまで含めて議論すべきではないかというふうに思っています。その意味で、議案第72号については反対をさせていただきます。 次に、議案第81号についてですけれども、郡山市都市公園条例の一部を改正する条例についてですが、駐車場の有料化についてです。なぜ有料化するのか。公平性という説明がありました。同僚議員の前の質問の中も出てきましたけれども、全体的には、市役所も含め様々な総合的にこれから検討していくという話の中で、今回、真っ先に開成山公園の駐車場が有料になるということです。ここに、不正というか適格でない、不適な利用をして何日間も止めっ放しにしておくという車があるとか、様々な事情があるのは理解していますけれども、ここを有料化するということは、周りの無料の駐車場にその車が流れてくるだけです。様々な市役所の無料の駐車場に市民の駐車が集中する。果たしてそれでいいのでしょうか。 今回、説明の中に、受益者負担の考え方を盛んと市長は提案しています。受益者負担って何でしょうか。公園を利用することが何の受益、市民にとって利益になるのでしょうか。これは、市民の共有財産である公園を利用するのは、利益ではなくて権利だと思います。市役所を利用するのは、利益ではありません。私のような周辺地域に住む人間が、自家用車で市役所を利用する、これは普通のことです。今回の条例とは外れてしまいますけれども、総合的にこれから検討するということですから、そこまで見据えた今回の条例の改定だとすると、当然そこは、我々は議論のときに頭の中に入れておかなければならないことだと思うのです。 逆に、私の住む地域には、地蔵ザクラという有名な観光地があります。市役所が整備した駐車場があって、無料で提供しています。そこは、では、受益者負担で有料化していくべきなのか。私は、それは違うと思うのです。では、公平性がそれで担保できるのか。難しい議論になってきます。 受益者負担、この総合的な判断の中で市役所の駐車場が受益者負担になった場合に、今ここに座っていらっしゃる議員の皆さんほとんどが自家用車で通ってこられると思います。まして、優先的に駐車場の場所を確保していただいています。これは特定の受益者です。優先受益者です。市長の理論によると、そういうことになります。将来的に市役所の駐車場が有料になるということは、そこまで視野に入れて、今、このときの判断をしなければならないのではないでしょうか。駐車場だけではありません。市民の共有財産である公用車があります。市の職員の皆さんが公用で公用車を使う、これは当然の話であります。受益でも何でもありません。しかし、例えば通勤のために公用車を利用する、特定の人が通勤のために利用すれば、これは受益者です。民間とバランスを取って、タクシー料金のだけの有料化するのか。私は、そこは違うと思うのですよ。ですから、受益者負担という考え方を安易に持ち込んで有料化していくということは、極めて危険であると思っています。 利用していない人との公平性が、利用している人との間で担保できないというのではなく、全ての市民が安心して公園を利用できる。当然、不適格な利用については何らかの方法をすべきだと私も思っていますが、基本的に有料化する、今回は2時間という案が出ています。しかし、これから総合的に判断される中では、例えば今回の公園もそうですけれども、野球の試合がやってくる。2時間で終了しない。そうすると、観戦料のチケットプラス駐車場代が発生する。他の公共機関でイベントが3時間、4時間かかるものについては、ここで2時間うたってしまうと有料化していく。それはやはりもう一度考えなければならないことだと思うのです。 また、受益者負担についての基本的な考え方、ほかの駐車場も含めて、市は基本的にどういうふうに考えるのかということを委員会の中で質問しました。市の答弁は、それぞれの駐車場の有料化は担当部局で返答すべきでありますと、当部ではお答えできませんという話でした。私たちが議論したのは、市長提案の条例案です。部長が、部長の権限で、市議会に何か提案しているのか。そんなことはありません。市長の代わりに説明員が説明しているだけであって、これは、市長の基本的な理念が有料化すべきだということは、基本的な理念があってこそ、この提案が出ているわけです。その理念を、なぜ委員会で説明員が説明できないのでしょうか。考えられるのは、そもそも提案者にその理念を持ち合わせていないか、あるいは、その理念を市長だけが持っていて、各部局で共有していないか。これはやはり、どちらにしても問題があるのだと思うのです。 ぜひもう一度、有料化についてはここで踏みとどまって、さらに全体像を含めて検討していくべきではないか、そういう立場で反対とさせていただきます。議員の皆さんの賛同いただければ幸いです。もう一回考えてみましょう。 ○塩田義智議長 次に、議案第72号、議案第81号の議案2件、請願第40号、請願第41号の請願2件について、蛇石郁子議員より討論の通告がありますので、発言を許します。    〔6番 蛇石郁子議員 登壇〕 ◆蛇石郁子議員 虹とみどりの会として、6月定例会に提出されました議案のうち、議案第72号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第5号)、議案第81号 郡山市都市公園条例の一部を改正する条例、議案2件に反対の立場で、請願第40号 「水田活用の直接支払交付金」の見直しの中止を求める意見書についての請願、請願第41号 動物を虐待から守るための法整備を求める意見書提出の請願書、請願2件に賛成の立場で討論を行います。 初めに、議案第72号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第5号)のうち、(仮称)歴史情報・公文書館施設整備事業郡山市営住宅指定管理料債務負担行為について、反対の理由を申し上げます。 (仮称)歴史情報・公文書館施設整備事業は、2020年度の基本設計、2021年度の実施設計を経て、今定例会に建設工事費31億7,987万円の継続費、交流エリア等展示設計費938万円、道路工事費8,143万円の歳出予算が提案されました。建設工事費は24億8,502万円から6億9,485万円増え、31億7,987万円です。財源内訳の中で、市債は8億8,680万円増加しています。事業費増額の理由は、資材価格の高騰、労務単価上昇、機械室面積の増と説明されています。生コン、鉄筋、鋼材など資材価格高騰は、コロナ禍、ロシアによるウクライナ侵攻、円安、輸送費、労働力不足等の影響と言われていますので、世界的にこのような状況はしばらく続くと予想され、今後、完成までの当事業の総額がどのくらいになるのか、現時点で、不透明で心配されます。当然、市債額も増えることになれば、市のほかの事業等へも影響を及ぼし、市の財政負担が増すことになっていきます。 私は以前より、市民間の経済格差を解消するには、市全体の予算配分や事業を総合的に見直し、本事業に対しても再検討するよう求めてきました。今般のコロナ禍、年金減、収入減、各種の値上がりなどで、大変厳しい生活を余儀なくされている多くの市民がいます。再度、本事業の縮小等も視野に入れて、市民の暮らしがしっかりと保障される政策の充実を求めたいと思います。 次に、郡山市営住宅は、昨年度、指定管理者制度導入に向けて進められていましたが、応募者がなく、その予定は1年延びました。今定例会に、5年間で16億3,597万5,000円の債務負担行為が再提案されました。昨年度と比較して、1億1,595万4,000円の増です。 市営住宅は、条例の中で安全、衛生、美観等、良好な居住環境の確保が求められており、今回の管理戸数は、全38団地、3,695戸です。少子高齢化が加速している中、高齢者の介護、保健福祉、障がい福祉、次世代育成など、市営住宅に対する期待は依然として高く、特に、近年頻発している地震や台風など災害避難者への対応や新型コロナ感染症拡大に伴う社会経済状況の悪化も重なり、社会的弱者、DV被害者や住まいを失った方など、複雑な事情を抱え苦悩している市民も増加しています。このような市民に安全・安心、安定的な住宅を確保し、継続的な生活支援を進めるには、人権尊重を基本とした部局間の連携体制がより重要であることは明白です。 このように、公営住宅は住宅政策の要であり、住宅困窮者、公正、適正な入居、コミュニティの再生、自治会活動、相談体制などの課題も多く、その充実がより求められています。指定管理者に委託する業務は補助的な業務に限定されており、制度導入後も引き続き市が行う必要がある業務もあり、事務の効率化、相談体制の分かりにくさも想定され、運営面では疑問や不安もあります。入居者サービスの向上については、直営のまま、職務経験豊富な職員が民間のノウハウを参考に、蓄積、伝授していくことも可能であると考えます。 次に、議案第81号 郡山市都市公園条例の一部を改正する条例について、反対する理由を申し上げます。 この条例改正は、開成山公園等Park-PFI事業における駐車場の有料化を進めるものです。今後、開成山地区の体育施設整備事業への駐車場有料化や、市役所駐車場、ニコニコこども館駐車場の有料化も検討されているようです。駐車場利用の適正化等は当然考慮されるべき課題ですが、使用料金についてどのように設定するかは大変重要です。イベント時での参加業者や団体への負担軽減、おもいやり駐車場の複数優先確保、パークライドを進める観点など、今後きめ細やかな配慮が必要で、市民へのさらなる負担拡大にならないよう望みます。 次に、請願第40号 「水田活用の直接支払交付金」の見直しの中止を求める意見書についての請願に賛成する理由を申し上げます。 令和4年度の水田活用直接支払交付金の主な見直しは、1、今後5年間一度も水張り、水稲作付が行わない農地は、2027年度以降交付対象としない。2、多年生牧草は、種まきから収穫まで行う年は現行どおり10アール当たり3万5,000円、収穫のみは10アール当たり1万円に減額。3、飼料用米、米粉用米の複数年契約は、2022年度産から加算措置は対象外。経過措置として、2021年、2022年度産の契約分は、10アール当たり6,000円に減額するなどです。 農林水産省が示すこれらの見直しに対して、農業関係者から困惑や不安の声が全国各地で高まりました。5年間に一度も水稲作付しない水田を対象から除外する方針には、完全に畑地化すれば土地評価が下落し、農協から借りている担保割れするおそれもある。逆に食用米作付継続を促しかねない。米が余るから転作している、また米を作れというのはおかしな話だ。従来の政策と反する。農地の引き受け手がいなくなり、耕作放棄地が増える。牧草の経営が成り立たない。飼料の安定供給の継続ができない、などです。 ブロックローテーションに対しても、様々な意見があります。ソバ、大豆、野菜、牧草など、品目によってブロックローテーションになじまないものもある。稲と転作作物とのブロックローテーションを行うと、窒素過重で高たんぱくになり、米の食味が低下する。10年ごとの大きなスパンで輪作するのが効果的。有機JAS認証農地は、有機作物以外を作付した場合、再度認証まで3年間を要するなどです。 農業は、どの国にとっても、食料の安全保障の観点から、最重要な基幹作業です。食料自給率を向上させ、持続可能な農業と地域経済、持続可能な地球環境を目指すためにも、農業政策は、全ての人に安心と希望と信頼をもたらさなければなりません。 最後に、請願第41号 動物を虐待から守るための法整備を求める意見書提出の請願書に賛成する理由を申し上げます。 この請願は、動物への虐待や不適切な飼養環境下の多頭飼育、または周辺の生活環境が損なわれている事態が生じている等、動物愛護管理法第44条に違反し、自治体が必要と認めた場合には、飼い主の意向にかかわらず動物を緊急的に保護できる法律の整備を国に求めています。動物愛護管理法は、2019年に改正され、動物の適正飼養のための規制の強化として、1、適正飼養が困難な場合の繁殖防止の義務化、2、都道府県知事による指導、助言、報告徴収や立入検査等の規定、3、動物虐待に対する罰則の引上げが盛り込まれました。さらに、環境省では、虐待事案の対応のために動物虐待対応ガイドライン、多頭飼育問題の対応のために多頭飼育対策ガイドラインを策定しています。 さて、多頭飼育問題が生じる社会的背景について考えてみました。単身世帯や核家族世帯が増加している現在では、就労困難や失業による収入減少になったとき、疾病や障がい、認知機能の低下等により心身の健康が損なわれたとき、子どもの自立、離婚、死別等、ライフステージの変化が生じたときなど、深刻な生活困窮が生じる可能性があります。個人の自助努力や自己責任を過剰に強いる社会では、個人が抱える経済的関係性の困窮など、複数の要素が地域社会からの孤立を招いたり、子どもへの虐待、孤独死、ごみ屋敷など様々な問題につながりやすく、動物の多頭飼育の問題もその一つと言われています。 その対応に当たっては、動物愛護管理分野だけではなく、特に社会福祉、公衆衛生、警察、動物愛護ボランティアなどとの連携が求められ、対応の流れは、予防、発見、発見後の対応、再発防止の4つに分けられます。環境省が125の地方自治体で実施した令和元年度社会福祉施策と連携した多頭飼育対策推進事業アンケート調査では、解決を困難にしている要因、課題等として、1、飼い主が生活に困窮しており、引取りや不妊去勢の手数料を払えない、2、飼い主が動物の所有権を手放さない、3、多頭飼育に関する情報が入ってこない、4、飼い主とのコミュニケーションができない、5、人員が不足している、ほかでした。 飼い主への支援は、1、動物の生命、身体を保護、2、近隣住民の生活環境保全、3、動物の飼い主の心身の悪化、生活状況の悪化から保護するなどがありますが、行政が支援等を適正に行うには、飼い主の所有権放棄を求め、同意を得なければならない場合もあります。そのためには、信頼関係をつくりながら相談を進める配慮が必要なことは言うまでもありません。しかし、行政の相談や支援を拒否し続け、飼い主の虐待やネグレクト等から緊急的に動物を動物愛護管理センター等にどうしても保護しなければならないケースの対応策も、実務的に大変重要であると考えます。 以上の理由で、動物愛護管理法の整備を求めるこの請願に賛成いたします。 以上、議案2件に反対し、請願2件に賛成する意見を申し上げました。議員の皆様のご賛同をお願いし、討論といたします。 ○塩田義智議長 以上で討論を終結いたします。 この際、議場における濃厚接触防止の観点から、暫時休憩いたします。    午前11時21分 休憩---------------------------------------    午前11時30分 再開 ○塩田義智議長 休憩前に引き続き会議を開き、日程第1を続行いたします。 これより採決いたします。 初めに、討論のありました議案4件、請願4件について、それぞれ電子採決により採決いたします。 初めに、議案第72号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第5号)について原案のとおり決することに対し、賛成または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 なしと認め、確定いたします。    (賛成多数) ○塩田義智議長 賛成32、賛成多数であります。 よって、議案第72号については原案のとおり可決されました。 次に、議案第73号 令和4年度郡山市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について原案のとおり決することに対し、賛成または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 なしと認め、確定いたします。    (賛成多数) ○塩田義智議長 賛成32、賛成多数であります。 よって、議案第73号については原案のとおり可決されました。 次に、議案第79号 郡山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について原案のとおり決することに対し、賛成または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 なしと認め、確定いたします。    (賛成多数) ○塩田義智議長 賛成33、賛成多数であります。 よって、議案第79号については原案のとおり可決されました。 次に、議案第81号 郡山市都市公園条例の一部を改正する条例について原案のとおり決することに対し、賛成または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 なしと認め、確定いたします。    (賛成多数) ○塩田義智議長 賛成29、賛成多数であります。 よって、議案第81号については原案のとおり可決されました。 次に、請願第38号 非核三原則の堅持について採択とすることに対し、賛成または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 なしと認め、確定いたします。    (賛成少数) ○塩田義智議長 賛成12、賛成少数であります。 よって、請願第38号については不採択とすることに決しました。 次に、請願第39号 消費税インボイス制度の実施中止に関する請願書について採択とすることに対し、賛成または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 なしと認め、確定いたします。    (賛成少数) ○塩田義智議長 賛成8、賛成少数であります。 よって、議案第39号については不採択とすることに決しました。 次に、請願第40号 「水田活用の直接支払交付金」の見直しの中止を求める意見書の提出についての請願について採択とすることに対し、賛成または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 なしと認め、確定いたします。    (賛成少数) ○塩田義智議長 賛成7、賛成少数であります。 よって、請願第40号については不採択とすることに決しました。 次に、請願第41号 動物を虐待から守るための法整備を求める意見書提出の請願書について採択とすることに対し、賛成または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 なしと認め、確定いたします。    (賛成少数) ○塩田義智議長 賛成8、賛成少数であります。 よって、請願第41号については不採択とすることに決しました。 次に、ただいま採決いたしました案件以外について、一括して採決いたします。 議案第74号 令和4年度郡山市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)から議案第78号 郡山市税条例等の一部を改正する条例までの議案5件、議案第80号 新型コロナウイルス感染症により収入が減少した者等に対する国民健康保険税及び介護保険料の減免に関する条例の一部を改正する条例、議案第82号 工事請負契約についてから議案第93号 専決処分の承認を求めることについてまでの議案12件、以上の議案18件、請願第37号 地方財政の充実・強化を求める意見書の提出についての請願1件については、各委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 ご異議なしと認めます。 よって、以上の議案及び請願については各委員長報告のとおり決しました。--------------------------------------- △日程第2 議案第94号から議案第97号(市長の提案理由説明から採決まで) ○塩田義智議長 日程第2に従い、議案第94号 郡山市固定資産評価審査委員会委員の選任についてから議案第97号 郡山市舘財産区管理委員の選任についてまでの議案4件を、件名の朗読を省略し、一括して議題といたします。 市長に提案理由の説明を求めます。品川市長。    〔品川萬里市長 登壇〕 ◎品川萬里市長 ただいま提出いたしました人事案件4件について、ご説明を申し上げます。 議案第94号は、7月23日付で任期満了となります固定資産評価審査委員会委員2名の後任者を選任しようとするものであります。 議案第95号は、6月30日付で辞職となります月形財産区管理委員2名の後任者を選任しようとするものであります。 議案第96号は、6月30日付で辞職となります舟津財産区管理委員4名の後任者を選任しようとするものであります。 議案第97号は、6月30日付で辞職となります舘財産区管理委員4名の後任者を選任しようとするものであります。 これらの方々は、いずれも人格、識見ともに優れ、その職に最適任であると信じますので、ご同意を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由といたします。 以上。 ○塩田義智議長 お諮りいたします。ただいま議題となっております案件は人事案件であります。 この際、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 ご異議なしと認め、これより採決いたします。 初めに、議案第94号 郡山市固定資産評価審査委員会委員の選任については同意することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は同意することに決しました。 次に、議案第95号 郡山市月形財産区管理委員の選任については同意することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は同意することに決しました。 次に、議案第96号 郡山市舟津財産区管理委員の選任については同意することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は同意することに決しました。 次に、議案第97号 郡山市舘財産区管理委員の選任については同意することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は同意することに決しました。--------------------------------------- △日程第3 議会案第1号(提案理由説明から採決まで) ○塩田義智議長 日程第3に従い、議会案第1号 地方財政の充実・強化を求める意見書を議題といたします。 お諮りいたします。本案については提出者の説明、質疑及び討論を省略し、直ちに採決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 ご異議なしと認め、これより採決いたします。 議会案第1号 地方財政の充実・強化を求める意見書については原案のとおり可決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 ご異議なしと認めます。 よって、議会案第1号については原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第4 議案第98号(市長の提案理由説明から委員会付託まで) ○塩田義智議長 日程第4に従い、議案第98号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。 市長に提案理由の説明を求めます。品川市長。    〔品川萬里市長 登壇〕 ◎品川萬里市長 ただいま、追加提出いたしました議案1件について、ご説明を申し上げます。 議案第98号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第6号)につきましては、物価高騰対応生活困窮世帯緊急支援金であります。 これは、原油価格等の高騰による生活困窮世帯への影響を緩和するため、電気やガスなどの光熱費等について、住民税非課税世帯等1世帯当たり1万円を支援するための予算2億2,100万円を計上しております。 よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。 以上。 ○塩田義智議長 提案理由につきましては、後ほどタブレット端末へ配信いたします。 委員会付託を行います。 ただいま議題といたしました議案を委員会付託表のとおり、文教福祉常任委員会に付託いたします。 この際、議案調査、委員会審査のため、暫時休憩いたします。    午前11時43分 休憩---------------------------------------    午後1時15分 再開 ○塩田義智議長 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △日程追加 議案第98号(委員長報告から採決まで) ○塩田義智議長 お諮りいたします。議案第98号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第6号)について、文教福祉常任委員会委員長から審査結果の報告がありましたので、この際、議案第98号についての委員長報告から採決までを日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 ご異議なしと認めます。 よって、議案第98号についての委員長報告から採決までを日程に追加し、直ちに議題といたします。 文教福祉常任委員会委員長報告を求めます。大木進委員長。    〔大木進文教福祉常任委員会委員長 登壇〕 ◆大木進文教福祉常任委員会委員長 文教福祉常任委員会委員長報告を申し上げます。 議案第98号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第6号)については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、審査の過程で、物価高騰対応生活困窮世帯緊急支援事業費に関し、申請の期限について質疑が交わされました。 以上で報告を終わります。 ○塩田義智議長 ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入るのでありますが、通告がありませんので討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第98号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第6号)については、委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 ご異議なしと認めます。 よって、議案第98号については委員長報告のとおり決しました。 以上で本定例会の日程は全部終了いたしました。 この際、市長から発言があれば、これを許します。品川市長。    〔品川萬里市長 登壇〕 ◎品川萬里市長 令和4年郡山市議会6月定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 去る6月15日に開会されました本定例会において、議員各位には長期間にわたりご審議をいただき、令和4年度6月補正予算をはじめとする全ての議案についてご賛同を賜り、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。 審議の過程で賜りました市政各般にわたる貴重なご意見やご提言につきましては、今後の予算編成、市政運営に反映してまいります。今後も引き続き、新型コロナウイルス感染症対策に最善を尽くすとともに、物価高騰対策などの政府の動向等を注視し、迅速で的確な対応に努めてまいります。 暑さも日増しに厳しくなってまいります。議員各位におかれましては、感染症、熱中症への対処など、健康管理に特段のご留意をいただき、市政発展のため、一層のご尽力、ご指導を賜りますようお願いを申し上げ、閉会のご挨拶といたします。誠にありがとうございました。 ○塩田義智議長 これをもちまして、本定例会を閉会いたします。    午後1時17分 閉会地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。--------------------------------------- 郡山市議会   議長      塩田義智   副議長     但野光夫   議員      折笠 正   議員      良田金次郎   議員      栗原 晃...